JRF(Japan RAPTOR Foundation)の活動日誌

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傷病野生鳥獣保護講習会

月曜日は、埼玉県の傷病野生鳥獣保護講習会に参加してきました。

講師は、神奈川県自然環境保全センターの常勤獣医師である加藤先生。

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傷病野生鳥獣保護の基礎という演題だったので、
一般的に救護される野生鳥獣(スズメやヒヨドリ、タヌキなど)について
ヒナの見分け方、エサの与え方、運搬の仕方などのお話がメインでしたが
猛禽類についての話もありました。

自然環境保全センターでは、センターの動物の世話は
NPO法人 野生動物救護の会のボランティアさんが主に行っているようで
猛禽類のリハビリも、センターの職員ではなく、
ボランティアで鷹匠の専門知識を持っている方が中心となって行っているとのことでした。

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野生動物救護の会のホームページを見ていたら「Mプロジェクト」という
猛禽類のリハビリを行うプロジェクトも展開しているようですね。


保全センターにボランティアさんが来るのは、365日中347日。
一日平均4.2人(年間活動人数1530人!)のボランティアがセンターを訪れ、動物たちの世話をしているのだとか。

野生傷病鳥獣ボランティアの制度が浸透しており、機能しているのですね('o')
そして、何より、保全センターで行われている野生動物救護が、ボランティアの方たちに認められているからだと思います。

JRFも、保全センターのように、ボランティアの方が集まるような 魅力ある施設になっていくといいな、
そして神奈川県を見本に、埼玉県やその他の県でも、
野生動物ボランティアがより力を発揮できるような施設や制度が構築されていくといいな・・・
と思いました。
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by jraptorf | 2010-02-17 23:18 | イベントその他

衰弱したノスリ

1月下旬、千葉で保護されたノスリがJRFに運び込まれました。

千葉の中でも餌が豊富と思われる場所で保護されたとのことですが…
激しく衰弱していて、体重は500gしかありませんでした。
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補液等、処置を施しましたが、残念ながら命を救うことは出来ませんでした。




時期を近くして、私のところにも個人的に、九州の離島の方から「ノスリを保護した」
という連絡がありました。

九州の、離島に住んでいらっしゃる方です。
海近く道路でうずくまっているところを発見し、車に引かれないようにどかしてやろう
と思ったところ、羽根をバタバタと這いずり飛ぶことができない様子を見せたので、
保護したとのこと。
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連絡をもらったのが金曜の夜で、土日は行政も休みだったので、
JRFの伊藤さんと旦那と相談しながら、
餌の種類や、あげ方、保温、保護中の環境作り…などについて、
毎日何度も連絡を取り合いました。

保護された時点ですでに衰弱がひどく、こまかく切った餌でも吐いてしまい、
これは一晩もたないかも…と思ったのですが、

保護してくださった方が、本当に献身的にお世話をしてくださり、
段ボールで部屋を作り、温かい部屋で数時間毎に 餌をきちんと量りながら与えてくれたおかげで、
立てるまで回復を見せました。

吐くことも少なくなり、よし、もう一息…
そう思っていた矢先でしたが
5日目の夕方、静かに息を引き取ったそうです。

体重が524gとすでにデッドゾーンで、厳しいとは思っていましたが、
一日持つか持たないかだと思っていたのに、5日間がんばりました。

ハイタカやチョウゲンボウ、そのほかの鳥がたくさん遊びにくるような場所にある、
桜の下に 埋めてくださったそうです。

残念な結果となり、改めて自分の知識の無さも十分に痛感しましたが、
今回ノスリが教えてくれたことを 次に生かしていきたいと思います。
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by jraptorf | 2010-02-08 22:58 | 保護された猛禽類