JRF(Japan RAPTOR Foundation)の活動日誌

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初めてのルアー

1mは難なく飛んでくるようになった、ちびチョウゲンボウ。
第二段階として、ルアー(鳥の形をした疑似餌)を覚えさせます。
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トレーニング開始は、いつものように、グローブに呼びます。
エサを数口食べさせ、食欲を刺激し、モードを切り替えさせます。
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(トレーニングしてると蚊がうじゃうじゃ寄ってくるんです。かゆい…)


グローブから、今度は近くにおいてある肉つきルアーへと誘導。
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ルアーに付いた肉を見つけてルアーに飛び乗るチビチョウゲンボウ。
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でも、はじめてのルアーに困惑しているのか、ルアーを掴みません。
肉だけを引っ張るので、うまく食べられず四苦八苦しています。
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しばらく放っておくと、格闘の末ようやく足でルアーを押さえ、肉を食べ始めました。
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「チビチョウゲンボウは経験値があがった!」(♪ちゃららったったったーーん)


こうして 鳥の形をしたルアーを、「エサだよ」と認識させ
「この形の所にいけば肉がある」ということ、
「この形をしたものが狩りの対象となるんだ」ということを覚えさせていきます。


日々成長するチビチョウゲンボウ。
羽根も伸び、顔つきも凛々しくなってきて、だんだんとチビと呼ぶのがふさわしくなくなってきました。
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by jRAPTORf | 2009-07-20 23:14 | リハビリについて

ホームページ開設しました。

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これまで要望の声を多くいただきながら、
なかなか着手できずにいたホームページですが、
ようやく開設いたしました。

NPO法人 Japan RAPTOR Foundation(ジャパン・ラプター・ファウンデーション)』 ←こちらをクリック!

このホームページをより多くの方々に見ていただき、
野生猛禽の保護にひとりでも多くの方が興味・関心を持っていただければ幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。



【NPO法人 Japan RAPTOR Foundation(ジャパン・ラプター・ファウンデーション)】http://japan-raptor-foundation.org
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by jRAPTORf | 2009-07-16 23:38

家族が恋しいのか・・・

保護したチビチョウゲンボウを
私の飼っているチョウゲンボウ(シンといいます)と一緒日光浴させました。

チビは、ひょこひょこと首をうごかしながら シンを見つめて
「ピョルルルル」
と今まで聞いたことがないような 甘えたような声で鳴きます。
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一方のシンは 「しらーん」と まったく興味なし・・・
ヒナから育てたせいか自分を人間だと思っているんでしょうか(^^;

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チビは、シンを親か兄弟と思っているのかな。。。

野生復帰できるよう、狩りを覚えて
早く自由に大空を飛びまわれるようになろうね~!

今は、1メートルくらいの距離でエサを見せて呼ぶと、飛んでくるまでになりました。
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by jRAPTORf | 2009-07-14 23:09 | リハビリについて

巣を探して・・・

チビチョウゲンボウの保護から一週間後、
拾われた現場へ、巣を探しにいきました。

拾われたのは、林に面している駐車場。
発見した方の話によると、高い木の下で羽根をバタバタさせていたようです。


チョウゲンボウは、断崖もしくはそれに近い場所に巣を作ります。

JRFの伊藤さんの経験をお伺いすると・・・
良くあるのは高層マンションの屋上や外階段。橋の欄干の下など。。。
デパートの看板の上に巣を発見したこともあったとか。

林はもちろん、近所の高いビルも首が痛くなるほど見ましたが、
親や兄弟の姿は見あたりませんでした。



後日、もう一度現場を訪れましたが、残念ながら手がかりは何も得られずじまいでした…
家族はもう引越してしまったのかな??



保護からすでに2週間が経過し、チビはどんどん成長しています。

本来なら、親からたくさんのことを教わる時期。
伊藤さんと相談の上、エサが豊富な9月頃には放鳥できることを目標に
トレーニングを入れることにしました。



まずは手に乗ってくるようにトレーニングを開始。
細かくした肉をグローブに乗せ、近い距離で呼び、ジャンプで来させます。


最初はパーチのすぐ傍、グローブまで跨ぐ程度の距離で呼びます。

最初は嫌がっていたチビですが、
空腹には勝てなかったようで、だんだんジャンプもスムーズに。
今は距離を伸ばしても来るようになりました。


トレーニングするにはどうしても、コミュニケーションを取らざるを得ませんが
人に慣れてしまうと今度は野生に戻すのが難しくなるので、そこが悩みどころ…です。


JRF会員 石川(ま)

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水浴びは好きなご様子。。。
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by jRAPTORf | 2009-07-11 11:46 | リハビリについて

ちびチョウゲンボウの保護

我が家で飼っているチョウゲンボウを先日、ロストしてしまいました。
幸い5日後に無事、保護され戻ってきましたが
その子を捜索している最中のことです。


我が家のチョウゲンボウが居なくなった当日の夕方、管轄の警察に電話すると
「ちょうど今日、種類は良くわからないけど猛禽類らしき鳥が保護されたよ」

と、タイミング的にはうちの子に間違いないだろう!というようなお返事が。


特徴を聞くと 足輪や鈴などは付いていないというので、
我が家のチョウゲンボウではないだろう・・・と思いながらも
藁にもすがる思いで警察に行きました。


警察の、休憩室のようなところにケージに入れられていたその子は、まちがいなくチョウゲンボウでした。

が、私たちの飼っているチョウゲンボウではありませんでした。
そこにいたのは頭にまだ綿毛の残る若いチョウゲンボウ。
くりくりっと、大きな目で私たちを見あげていました。

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持ってきていたウズラの肉を試しにちぎって与えてみると、
よっぽどお腹が空いていたのか、人が大勢見守る中でも、ぱくぱく食べます。


地面で羽根をバタバタさせていたところを、保護され、交番に届けられたとのこと。
見たところ、外傷は無し。

この日はかなり風が強い日でした。
風であおられて巣から落ちたのか・・・
まだ羽根が生えそろっていないくらいのヒナなので、長距離飛べるとは思えません。


拾われた場所の近くに巣が無いか探して、巣に戻すのが一番です。


警察の方は、猛禽類の飼育法も知らないし、エサも無いしで、どうしようか考えていた所だとのこと。

自分のチョウゲンボウが居なくなったことで頭がいっぱいではあったけれど、
ここで出会ったのも何かの縁。

JRFという猛禽類の保護を行う団体に所属し、
また埼玉県の鳥獣保護ボランティアをやっていることを告げ、
一時預かりという形で保護することにしました。


もう夜も遅かったので、日を改めて巣を探しに行くことにして、
今夜はおチビは我が家へ来ることになりました。


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JRF会員 石川(ま)
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by jRAPTORf | 2009-07-07 21:51 | 保護された猛禽類