JRF(Japan RAPTOR Foundation)の活動日誌

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カテゴリ:放鳥( 3 )

長期保護ノスリの放鳥

先日ブログで紹介した、放鳥予定だったノスリ

遠藤さんがトレーニングを担当してくださっていましたが、
無事放鳥の日を迎えることができました。

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このノスリ、実は長い期間保護されていました。

「今までの経験からですが…
ノスリは普通に保護していても、ちょっとした拍子に脚を骨折してしまうことがあるんですよ。
治りは良くて、きれいに治ることが多いんですけどね。」
と、JRFの伊藤さん。

このノスリも、脚を骨折してしまい、その治療に時間がかかりました。


でも、長い期間保護されていたからといって、ノスリは野生の本能をなくしてしまったわけではありませんでした。

野外のトレーニングに移行して木の上に止まったとき、
ノスリはモグラなどの獲物を探しだしました。
自分で狩りをした経験がある証拠です。


トレーニング中に、こうしたことも確認し、
これなら、野生でも自分でエサを取っていけると判断したとき、はじめて放鳥します。

ただ傷を治し、体力を回復させても、放鳥後に獲物が取れなければ生きていけない。

野生の猛禽類が再び空を舞えるようになるには、獣医師の力だけでなく、
ファルコンリー(鷹匠)の知識や技術を用いたリハビリテーションが必要です。

しっかりとした技術を用いてリハビリを行っている人は、日本にはまだまだ少ないです。
これからどんどん、きちんとしたリハビリを行える人を増やしていくのも、JRFの目標の一つです。

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ノスリは皆に見守られながら、飛んでいきました。
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by jraptorf | 2010-04-28 23:18 | 放鳥

オオコノハズクの放鳥

1月末に千葉で保護されたオオコノハズク。

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警察に届けられ、JRFに連絡がありました。
たぶん何かに衝突し、脳震盪を起こしたところを保護された様子。
目立った外傷は無く、警察署ではダンボールから出て飛び回るほど。
翌日すぐに放鳥しました。

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放鳥場所は基本的に、保護された場所で放鳥します。
保護場所がわからない場合には、その種が生息すると思われる、餌が豊富にありそうな、生態系が豊かな場所を選びます。
すでに他の猛禽類がテリトリーとしていないかどうかの確認もするようにします。

達者でな~
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by jraptorf | 2010-03-20 15:09 | 放鳥

ノスリの放鳥

昨年、千葉県/NPO法人行徳野鳥観察舎より保護依頼を受けたノスリ
(実は東京都で保護された個体/左大腿骨骨折)を、
2009年5月13日、無事に野生復帰させる事が出来ました。

野生復帰をさせるにあたり、日本放鷹協会の遠藤鷹匠にリハビリを依頼しました。
(東京都登録個体にした為)


放鳥場所に関しては、
環境省、東京都、千葉県、埼玉県の各野生動物担当とも話し合いましたが、
結果的にJRFに任せるの一言でした。


遠藤鷹匠とも悩みましたが、結局、埼玉県日高市での放鳥となりました。


怪我をして苦しんでる姿を思い出し、
元気に飛んでいったノスリがとても愛おしく思いました。


JRF代表 三枝




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by jRAPTORf | 2009-05-30 22:16 | 放鳥