JRF(Japan RAPTOR Foundation)の活動日誌

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カテゴリ:保護された猛禽類( 10 )

続・ふく太郎物語・・・ヒナを拾わないでキャンペーン

先日の日記の断翼した雛フクロウ、その後です。

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顔はまだ幼いですけど、立派に?パチパチとくちばしを鳴らして威嚇していました。
傷の腫れもすでに引いていて、順調に回復しています(^^
顔つきも だいぶしっかりしてきましたね。


この時期 雛の保護が多くなる時期ですが…
万が一 (怪我をしていない)雛が地面にいるのをみつけても、
連れて帰らないであげてくださいね。

巣立ち雛は、飛ぶ練習をしている最中です。
最初はうまく飛べず地面に落ちたとしても、親は必ず近くで見ています。
地面に落ちたとしても、一生懸命、自分の力で木に登っていきます。


そんなフクロウくんのことを
野鳥のすばらしい写真をたくさん撮っていらっしゃるカワセミコさんが
ご自身のブログで書いてくださっています

続・ふく太郎物語・・・ヒナを拾わないでキャンペーン


フクロウの雛 ふく太郎くんのメッセージとともに
ふく太郎君が 必死に必死に木を登っている 貴重な写真が載っています!


フクロウがこんな風に木を登るって
私はこの カワセミコさんのblogではじめて知りました。



「ふく太郎君は 何度も何度も落ちながら戻れたそうです。
たまたま、その場に居合わせた方は 涙が流れて止まらなかったそうです。
もし、カラスでも来たら・・・と心配しながら見守られたそうです。
私が 見ていた時も 眠たくて眠たくて コックリコックリ・・・
あわや枝から落ちそうな場面が何回かありました。
今年は3羽のフクロウの子供達が無事に巣立ったようです。 」

カワセミコさんはそんな風におっしゃっていました。



何度も落ちながらも、必死に木に登る ふく太郎くん。
思わず「がんばれー!!」とこぶしを握り締めたくなります。


笑って泣ける あたたかい「ふく太郎物語」
ぜひ読んでいただきたいです(^^
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by jraptorf | 2010-06-15 23:25 | 保護された猛禽類

両翼損傷のフクロウの雛

先日、雛のフクロウが保護されました
小柄なかわいい 綿綿フクロウです。

大きな公園の、競技場内にいたところを保護したとのこと。

原因はわかりませんが、両翼にかなりのダメージがありました。

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生命を最優先に考えた結果
両肘関節からの断翼手術を行うこととなりました。

術後、壊死していた方の翼は腫れも残っていたのですが
自分から食事をしてくれるようにもなり
もう退院できそうだとのこと。

小さい身体で、よく手術に耐えてくれました。

もう パチパチと嘴を鳴らして一人前に威嚇しているようです(-¥-)




ついに雛の季節がやってきました。
今後 こうした保護は多くなると思います。
先日もJRFのSさん、巣落ちのトビの雛をレスキューし、巣に返したそうです。

本当は忙しくないのが一番ですけどね…
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by jraptorf | 2010-05-26 07:42 | 保護された猛禽類

窓ガラスに衝突したオオタカ


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窓ガラスに衝突、頭部打撲で保護されたオオタカです。
左の顔面がぼっこり腫れあがっているのがわかりますか?

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眼のまわりにも痛々しい傷。
 
衝突は、猛禽類で多い事故の一つですが、
幸いにも失明や神経症状はありませんでした。


約10日後…
顔面の腫れも引き 放鳥の日を迎えることができました。
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無事を祈りつつ、飛び立ったオオタカを見守りました。
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by jraptorf | 2010-03-25 23:06 | 保護された猛禽類

ハヤブサのその後



前回の記事のハヤブサの件、色々な方からコメントが入っていました。

保護してくださった方も、コメントをくださいました。嬉しかったです。
保護してくださった方にも、その後その鳥がどうなったかを伝えることって大切だと思いますが
なかなか出来ないので…

また、ご本人のブログでも発見当時の様子を書かれていて、
綺麗な写真も撮ってくださっていたので、状況がよく伝わりました。
ハヤブサの幼鳥?


診察してくれた友人の獣医師とも、ハヤブサを保護した数日後に会う機会があって、そこで色々話しました。
ハヤブサが役所から病院に運び込まれると連絡を受けた彼女は、
私がハヤブサ用のフード(目隠し)をいつも我が家の鳥に被せているのを知っていたので
病院にハヤブサが到着するまでの間に厚紙で即席フードを作って、レントゲン等の診察時にはそれをかぶせたのだとか。

野生動物は暴れさせないことが大切、もちろんタオルとかでも良いけど、
フードを作ってみようというそのチャレンジ精神に感服です。

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ハヤブサはだいぶ具合も良くなった様子。
フードトレーニング等多少行いましたが、一先ずトヤ入り(換羽期に入ること)となりました。

丈夫な羽根が生えてくるよう、換羽中も食餌やストレスに気を配る必要があります。
良い羽根が生えてくるといいですね。
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by jraptorf | 2010-03-21 22:48 | 保護された猛禽類

保護2日目のハヤブサ



保護されたハヤブサ(若)は、痩せてはいたものの、なんとかなりそうな体重でした。


ちょうどマニング(人に馴れさせること)するのに良い体重だったため、
すぐに自分から肉に食いついてくれたとのこと。

保護の翌日には、すでに手の上で食べるまでになりました。

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もし、これ以上体重が低い状態になっていたら
身体が食べ物を受け付けず、
細かくした肉を少しずつ強制給餌しなければならないところでした。

すぐに運んでもらって 正解でした。
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by jraptorf | 2010-03-11 22:27 | 保護された猛禽類

衰弱したノスリ

1月下旬、千葉で保護されたノスリがJRFに運び込まれました。

千葉の中でも餌が豊富と思われる場所で保護されたとのことですが…
激しく衰弱していて、体重は500gしかありませんでした。
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補液等、処置を施しましたが、残念ながら命を救うことは出来ませんでした。




時期を近くして、私のところにも個人的に、九州の離島の方から「ノスリを保護した」
という連絡がありました。

九州の、離島に住んでいらっしゃる方です。
海近く道路でうずくまっているところを発見し、車に引かれないようにどかしてやろう
と思ったところ、羽根をバタバタと這いずり飛ぶことができない様子を見せたので、
保護したとのこと。
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連絡をもらったのが金曜の夜で、土日は行政も休みだったので、
JRFの伊藤さんと旦那と相談しながら、
餌の種類や、あげ方、保温、保護中の環境作り…などについて、
毎日何度も連絡を取り合いました。

保護された時点ですでに衰弱がひどく、こまかく切った餌でも吐いてしまい、
これは一晩もたないかも…と思ったのですが、

保護してくださった方が、本当に献身的にお世話をしてくださり、
段ボールで部屋を作り、温かい部屋で数時間毎に 餌をきちんと量りながら与えてくれたおかげで、
立てるまで回復を見せました。

吐くことも少なくなり、よし、もう一息…
そう思っていた矢先でしたが
5日目の夕方、静かに息を引き取ったそうです。

体重が524gとすでにデッドゾーンで、厳しいとは思っていましたが、
一日持つか持たないかだと思っていたのに、5日間がんばりました。

ハイタカやチョウゲンボウ、そのほかの鳥がたくさん遊びにくるような場所にある、
桜の下に 埋めてくださったそうです。

残念な結果となり、改めて自分の知識の無さも十分に痛感しましたが、
今回ノスリが教えてくれたことを 次に生かしていきたいと思います。
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by jraptorf | 2010-02-08 22:58 | 保護された猛禽類

迷子のチョウゲンボウ(東京都多摩市)無事に

先日情報提供しました、多摩市の野外で発見された迷子のチョウゲンボウが
無事飼い主さんのもとに戻ることができたとの連絡がありました。

飼い主さんの家から8.5kmほどはなれた場所で、保護されたようです。

目撃した方たちからの情報によると
野生のチョウゲンボウとつるみながら、弱ったセミを捕まえて食べていたり
人にエサをねだったりもしつつ
約一ヶ月間 野外生活をたくましく生き抜いたようです。

こういうことってあるんですね~

体重は、180gだったのが帰宅時には210gくらいまで増えていたとのこと。

逞しいチョウゲンボウだったようで、無事で良かったです。
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by jRAPTORf | 2009-09-13 14:46 | 保護された猛禽類

【情報提供】迷子のチョウゲンボウ(東京都多摩市)


迷子のチョウゲンボウを目撃したと、連絡が入りました。
飼育されていたチョウゲンボウが逃げたものと思われます。
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(目撃した日時)2009年8月16日(日) 8:15~8:30am頃
(目撃した場所)東京都多摩市永山
(特徴)足輪を付けていました。

足輪の付いてない方の足には鈴を付けていました。
右手を伸ばして「おいで」と声を掛けたら、腕に飛び乗ってきましたが保護できず、
そのまま飛び去ってしまいました。
多摩中央警察署に目撃情報を連絡してあります。
警察には迷子などの届け出はされていないとのことでした。

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声をかけたら飛び乗ってきたとのことなので、
相当人には慣れているようですので、どこかで保護されていればよいのですが…

目撃されたのは16日、すでに6日経っているので
まだ保護されていないとしたら体力的には限界に近いと思われます。
カラスやネコに襲われていないと良いのですが…



お心当たりのある方は、ご一報お願いいたします。
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by jRAPTORf | 2009-08-21 22:28 | 保護された猛禽類

ちびチョウゲンボウの保護

我が家で飼っているチョウゲンボウを先日、ロストしてしまいました。
幸い5日後に無事、保護され戻ってきましたが
その子を捜索している最中のことです。


我が家のチョウゲンボウが居なくなった当日の夕方、管轄の警察に電話すると
「ちょうど今日、種類は良くわからないけど猛禽類らしき鳥が保護されたよ」

と、タイミング的にはうちの子に間違いないだろう!というようなお返事が。


特徴を聞くと 足輪や鈴などは付いていないというので、
我が家のチョウゲンボウではないだろう・・・と思いながらも
藁にもすがる思いで警察に行きました。


警察の、休憩室のようなところにケージに入れられていたその子は、まちがいなくチョウゲンボウでした。

が、私たちの飼っているチョウゲンボウではありませんでした。
そこにいたのは頭にまだ綿毛の残る若いチョウゲンボウ。
くりくりっと、大きな目で私たちを見あげていました。

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持ってきていたウズラの肉を試しにちぎって与えてみると、
よっぽどお腹が空いていたのか、人が大勢見守る中でも、ぱくぱく食べます。


地面で羽根をバタバタさせていたところを、保護され、交番に届けられたとのこと。
見たところ、外傷は無し。

この日はかなり風が強い日でした。
風であおられて巣から落ちたのか・・・
まだ羽根が生えそろっていないくらいのヒナなので、長距離飛べるとは思えません。


拾われた場所の近くに巣が無いか探して、巣に戻すのが一番です。


警察の方は、猛禽類の飼育法も知らないし、エサも無いしで、どうしようか考えていた所だとのこと。

自分のチョウゲンボウが居なくなったことで頭がいっぱいではあったけれど、
ここで出会ったのも何かの縁。

JRFという猛禽類の保護を行う団体に所属し、
また埼玉県の鳥獣保護ボランティアをやっていることを告げ、
一時預かりという形で保護することにしました。


もう夜も遅かったので、日を改めて巣を探しに行くことにして、
今夜はおチビは我が家へ来ることになりました。


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JRF会員 石川(ま)
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by jRAPTORf | 2009-07-07 21:51 | 保護された猛禽類

フクロウの雛が保護されました

千葉県で保護された、フクロウの雛です

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人間が森に立ち入り、巣の近くで騒いだようで、
親はこの子を置いて避難してしまい
この子だけ取り残されたのだそう。

さらには、人間がよかれと思ってやったのだろうけど
巣の周りに囲いが作ってあり
巣の位置が目立つようになってしまっていたのだとか…



親から狩りも教わっていないこの時期の保護では、野生復帰は多分、難しいとのこと。


JRFのスタッフは、いま手を傷だらけにしながら
親と森から引き離されたこのフクロウの世話をしています。


JRF会員 石川(ま)
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by jRAPTORf | 2009-06-06 08:06 | 保護された猛禽類